サンエス電気通信本社で献血活動に参加しました!

2024年4月5日(金)、サンエス電気通信株式会社(釧路市星が浦大通1-7-1)にて、社会貢献活動の一環としておこなわれている献血バスによる献血活動がおこなわれたので、弊社スタッフといっしょに献血に参加してきました。

筆者にとっては初めての献血!
まだ献血したことがない方や、献血してみたいと思っている方は、ぜひこちらの記事をご参考にしてみてください。

献血のギモン

献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自分の血液を提供するボランティアで、200ml献血は男女とも16歳から、400ml献血は男性17歳・女性18歳からできます。

血液は人工的に造ることもできず、長期保存ができないため常に新しい血液が必要な状況です。赤血球は採決後28日間、血小板は採血後4日間、血漿は採血後に凍らせて1年間しか保存できないため、多くの方の献血が必要とされています。

高齢化社会がすすみ、高齢者など輸血が必要な人が増える一方で、健康で若い10~20代の方の献血がどんどん減少しています。献血活動を担う日本赤十字社では、CMやSNS、ホームページ等で様々な取り組みや呼びかけをしています。


※日本赤十字社ホームページより

 

記事の後半には釧路市内で献血できる場所などについてお知らせしていますので、ぜひ参考にしてください!!

 

バスでの献血の流れ

①受付

わたしは初めての献血で、写真モデルになっている弊社スタッフは献血経験者でした。
初めてであれば本人確認書類や受付登録などが必要で、献血経験がある方は一部受付を省略することができるようです。

受付は本社ビル内で行われ、たくさんの方が待合室にいらっしゃいました。
自分の受付の順番が来るまで、水分補給のためにお茶かジュースをもらいその場で全部飲み切ります。

受付の順番がきたら、献血に関する説明を受け、タブレット端末で個人情報入力をして、本人認証のため静脈を登録して(機械に指先を入れるだけ)、体温測定、体重測定、健康に関する質問に答えます。

この時に「この薬を飲んでいるけど大丈夫かな」など気になることがあるかもしれませんが、献血バス内で医師による問診がおこなわれますので、そちらで確認することになります。

受付が終わったら、献血バスに案内されます。

 

②バスの中で問診

バスの中には医師、看護師さん、スタッフさんなど5~6名ほどいらっしゃいました。

医師との問診では、血圧や脈拍を測定して、受付時の問診を見ながら詳細を確認していきます。
ここで健康状態や献血の条件に合わないことが判断されると、献血ができずに終了ということになります。

医師の問診のあとは、看護師さんが事前に少量の採血をして、血液型の事前判定、ヘモグロビンの測定などを行います。献血後に貧血が起きないか確認するために必要な検査で、もしヘモグロビン値が基準に達していない場合、献血できず終了となります。

問診や測定をクリアしたら、いよいよ献血用のベッドに案内されます。

 

写真はバスの後方から撮った車内の様子です。

前方に医師の問診室や採血室があり、真ん中から後方にかけてベッド数台や作業台、最後列に献血後の休憩用イスがあります。

 

③献血スタート!

ベッドに横になった状態で採血を始めます。

看護師さんが「献血の経験はありますか?」「痛くないですか?」「しびれはないですか?」など、献血中も不安にならないように優しくお声がけをしてくれていました。

今回の献血は400mlということで、時間にして約5~10分、その後5分間の休憩時間が必要です。
受付から献血終了まで、だいたい40~60分くらいかかります。

↓写真モデルの弊社スタッフの感想です↓

『献血は久しぶりで、献血バスでは初めてです。
バスの中の室温もあたたかくて快適です。痛みは、ちょっと太めの針でチクっとした感じがありましたが、それ以外に特に痛みはなかったです。献血中も看護師さんが気を遣ってお話してくれていたおかげで、あっという間に感じました。
献血後すぐ具合悪いなどはなかったですが、しばらく経ってからちょっと貧血のような感じがあったので、立ち仕事や長距離運転を控えている方は気を付けた方がいいかもしれないです』

 

筆者は、医師の問診時に約20年前に輸血してもらった経験があることを伝えたところ、残念ながら献血できないとのことでした…!(残念です!!)

日本赤十字社からのご案内では血液の安全性を高めるため、輸血経験がある方や臓器移植経験がある方は献血をご遠慮いただいているとのことです。
ホームページに献血をご遠慮いただく方についてこちらに詳細が記載されていますので、ぜひご一読ください。

献血を検討している方へ

今回はサンエス電気通信株式会社での献血活動に参加させてもらいましたが、現在、釧路管内で献血できる施設や献血ルームはありません。献血バスでの巡回運行で対応しています。

北海道内では、札幌、旭川、帯広に献血ルームがあります。釧路市にも以前はイオン釧路昭和店内に「ぷらっと946献血ルーム」がありましたが、令和3年1月をもって閉所してしまいました。

釧路管内や道東方面では、献血バスで毎週日曜にイオン釧路昭和店、平日には地元企業、大手企業、官公庁、教育機関などをまわって献血を呼び掛けています。北海道内の献血バスの運行スケジュールはこちらで確認できます。

 

今回の記事を読んで、献血に興味を持っていただけたらとても嬉しいです!
筆者のように献血活動ができない人にも、献血に代わるできることは何かないか探していきたいですね。

 

写真は、日本赤十字社血液センター釧路事業所オリジナルでご用意してくれているお菓子とカードです。手書きのメッセージが書かれていて、とても心あたたまるサービスですね。

高齢化社会がすすんでいくことで、これからも血液が不足していくことが予想されています。
あなたも献血を通して社会貢献やボランティア活動をしてみませんか。
街で献血バスを見かけたら、ぜひ足を運んでみてくださいね!

 

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