大盛況!くしろデジタルEXPO2024
2024年2月22日(木)、コーチャンフォー釧路文化ホール(釧路市治水町12-10)の展示ホールにて「くしろデジタルEXPO2024」が開催され、約20社の企業ブースが出展し、午後からの講演会は多くの人で大盛況でした。
今回のイベントの主催は、弊社常務の中島 秀幸が理事長を務める一般社団法人 釧路地域DX推進協会で、経済産業省北海道経済産業局や、総務省北海道総合通信局なども後援しています。
イベントは地元企業や中小企業向けの業務効率や生産性向上のための支援ソリューションの紹介を主旨としており、最新機器紹介やデジタル導入の相談などが展示されていました。
講演会では釧路の地元企業によるDX取組の紹介や、更別村スーパービレッジ推進室長による地域の取組事例などが開催され、用意されたイスが足りず、立ち見が出るほど大人気でした。
今回は大盛況だったくしろデジタルEXPO2024の参加レポをご紹介します!
各ブースで様々なサービスをご紹介
今回の約20ブースの出展は、イベントの主催でもある一般社団法人 釧路地域DX推進協会に関わっている企業様や団体様などが中心となっていました。(釧路地域DX推進協会のホームページはこちら)
最新機器を展示していたり、実際に商品にさわって体験したり、説明を聞いて相談ができたり、各ブースでさまざまな出展をしていました。各ブースで展示されているのは、地元企業や中小企業向けの業務効率や生産性向上のための支援となるツール等であり、会社や働く人にとって味方になるものばかりでした。
一例として、ご紹介します。
富士通Japan様はオンデマンド交通サービスや訪問調査モバイル端末等の紹介。
Sky株式会社様は名刺管理サービスなどの営業支援。
株式会社バッファロー様は水中ドローンの紹介。
北海道グローリー株式会社様はPOSレジと釣銭機のサブスクサービスの紹介。
弊社のブースではSEMSソリューションと、くしろ観光案内チャットボット「jorge」の案内をしていました。
さらに弊社スタッフとKDDIまとめてオフィス東日本株式会社様は合同で「衛星ブロードバンド スターリンク」のご案内をしており、最新の高速インターネット通信に興味があるお客様にご紹介していました。
講演会は立ち見がでるほど大盛況!
今回の講演会は、「釧路発のDX!企業リーダーによる取組み紹介」というテーマのもと、釧路管内の3企業の社長や代表取締役が自社の取組みについてスライドや動画で紹介していました。
金属加工を手がける株式会社残間金属工業の代表取締役社長 残間 巌氏による講演は、技術職の人材育成や業務効率などがテーマでした。溶接など専門的で特殊な作業が多い業種だからこそ、人材育成や作業効率、生産性向上などの課題が多くあり、新しい機械を導入するなど少しずつ変化を取り入れて、今後の展開に期待していきたいとのことでした。
橋梁工事などを手がける株式会社釧路製作所の代表取締役社長 羽刕 洋氏による講演は、バックオフィス業務の効率化をめざして取り組んだ事例を紹介しました。社員全員にスマホを配布して、業務・勤怠・労務・総務などほとんどの申請書類や提出物などをオンラインで提出、管理できるように取り組みをすすめてきたそうです。同日にブース出展していたLINE WORKS様のサービスを主に活用しているということでした。
食品加工機械製造の株式会社ニッコー代表取締役 佐藤 一雄氏は、DXによる人材育成サービスについてお話をされました。
これまでも食産業で活躍するロボットを開発し、顧客ニーズの実現に向けて取り組みをしてきましたが、これからの時代は人材不足によって、デジタル技術を駆使したロボットがさらに活躍することが見込まれるとのこと。2022年に一般事業者や学生を対象にしたロボット操作研修施設「北海道ロボットラボラトリー」を開設し、今後のDX人材の育成、拡充をめざしています。
基調講演として更別町企画政策課参事 今野 雅裕氏による「更別町スーパービレッジ推進構想」についてお話をしてもらいました。
南十勝にある更別村では人口約3200人の小さな村ですが、子育て世代や高齢者にやさしいデジタル田園都市国家構想を進めており、地区全体に光回線を設置し、医療や交通、エネルギーなどの分野ですでにAI技術が使われており、村の主力である農業にもドローンや無人トラクターを活用するなど、今後も主力産業を盛り上げ、さらに生活の質を上げていこうとしているところです。
人口減が深刻化している道東地区にとって非常に参考になるスーパーシティ構想。たくさんの方が興味を持って聴講していました。
DXが仕事効率や人材育成を変えていく時代に
今回釧路でのDX推進に関する大型イベントは初めてのことで、多くの企業や団体、個人の方が足を運んでいただき、大盛況に終わりました。
現在、業務効率や人材育成に課題がある方はもちろん、釧路・道東地区においての地域課題の解決にもヒントが多くあったかと思います。そしてこのようなDXを推進するイベントを通して、他業種同士の交流が活発になることや、釧路や道東の地域活性化につながるきっかけになることが望まれます。
弊社常務でもあり、主催でもある一般社団法人 釧路地域DX推進協会会長の中島 秀幸からは「今後もDX導入支援や、DX化の必要性について伝えていきたい」とスピーチがありました。
弊社では、各ソリューションの他、DX化に関するご相談なども承っていますので、ご興味がある企業様・団体様はぜひお問合せください。
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