釧路市スマートフォン教室が始まりました!
昨年大好評だった釧路市主催のスマートフォン教室が今年も始まりました!
スマホを持っていない方向けの講座、持っているけど不慣れな方向けの講座、マイナンバーカードや便利な救急アプリについて学ぶことができる応用講座など、合計36回の講座が開かれます。今回もたくさんの方からのお申込みやお問い合わせがあり、釧路市民のデジタル化への関心の高さが伝わってきます。
弊社は2022年度の運営チーム「くしろ未来共創コンソーシアム」の代表企業として中心的役割を担い、無事大成功に終わることができました。
今回は2023年度の弊社の取り組みや、9月~11月まで開催しているスマホ教室の様子についてご紹介します!
釧路市がめざすデジタル・トランスフォーメーション(DX)
デジタル・トランスフォーメーションとは、デジタル技術やデータの活用、それに伴う組織や制度の変革が人々の生活をさらに良い方向に変化させることをいいます。
釧路市では2021(令和3)年7月に「釧路市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進方針」を策定し、「スマートフォンの中に市役所がある」を基本理念に掲げ、2022(令和4)年2月にLINE公式アカウントを開設し、子育て情報や災害・防災情報など生活に役立つ便利な情報を発信するなど、スマートフォンを活用した行政サービスを始めています。
市役所に行かなくても誰もがスマートフォンでさまざまな行政サービスを受けることができることを目指し、スマートフォンの使い方に慣れていただくための取り組みとして、スマートフォン教室を実施しています。そのほかにも釧路市ではマイナンバーカードの普及促進、税金や保険料などのキャッシュレス決済推進、デジタル人材の育成と確保などさまざまな施策を計画しており、2025年度までの5年間で実施をすすめていく予定です。
スマートフォン教室はこんな雰囲気です!
2023年10月8日(日)「釧路市中部地区コミュニティセンターコアかがやき」(釧路市愛国191-5511)にてスマートフォン教室が開催されました。
この日はスマートフォンを持っていない方向けの講座が13時半~、15時半~の計2回ありました。
講師の方と、アシスタントさんとして参加している大学生やフリーターの方々が受講者さんをサポートします。アシスタントさんは各回4~5名配置し、参加人数によってはマンツーマンでサポートできるときもあります。
今年度弊社ではWi-Fi機器の貸出、スマホを持っていない方向けのスマートフォンの貸出などに携わっています。スマホの本体はiPhone、androidなどなじみのある機種をご用意しています。手指が不自由な方や、指での操作が難しい方向けのタッチペンもご用意しています。
講座は、最初の20分間は講師がテキストを使って説明します。その後は自由にスマホを触ることができる時間になっており、スマホの電源を入れたりカメラを起動したり、アシスタントさんの説明を聞きながら操作をしていました。
講座の最後にスマホを安全に使用するために必要な情報として、パスワードの必要性や不審なメールなどが来た際の対処法などについて説明がありました。講座終了後にアンケートをお願いしており、その際に習ったばかりのQRコードの読み方などを試している方もいました。
参加者の方にとっては、これからスマホを持つにあたって心配なことや確認しておきたいことを講師やアシスタントさんに直接聞くことができ、安心感を持つと同時にスマホ教室を通して若者とふれあう良い機会にもなっています。
今回講師を務めたのは、釧路市スマートフォン教室の受託事業者である株式会社うつくしろの社員、長尾翔伍さんです。長尾さんは昨年のスマホ教室でも講師を務め、昨年の経験を活かしてわかりやすい言葉選びと聞き取りやすい音量、ゆっくりとしたお話のスピードなどに気を付けているそうです。
「参加者の皆さんに満足していただけるように、できる限り質問できる時間やスマホに触れる時間を多くとれるように工夫していますので、この機会にぜひ楽しんでいってほしいです。」とお話されていました。
釧路市スマートフォン教室は2023年9月30日~11月26日まで開催しており、すでに予約受付は終了しています。今年度は土日開催で、会場はまなぼっと幣舞、コア鳥取、コア大空、コアかがやきの4会場です。参加費は無料で、スマホを持っていない方も参加できることや、釧路市が開催しているという安心感もあり、今年も大好評をいただいています。
10月下旬には、スマホを持っているけど不慣れな方向けの講座が始まるので、また見学におじゃましようかと思います!