釧路新産業創造研究会の今年度の活動計画が発表されました
弊社宮田 昌利社長が会長を務める「釧路新産業創造研究会」が、2024年6月7日(金)に令和6年度総会を開かれ、弊社スタッフが参加してまいりました。
総会では、昨年度の振り返りや決算報告、今年度の活動計画などが話し合われました。
(場所:デジタルステーション デジラポ 釧路市錦町5-3-3三ツ輪ビル1階)
弊社のホームページ内の記事で何度かご紹介している釧路新産業創造研究会。
記事紹介
・釧路新産業創造研究会が始動しました(https://www.sems.co.jp/effort/1518.html)
・第2回釧路新産業創造研究会が開催されました(https://www.sems.co.jp/effort/1648.html)
研究会は昨年度発足したばかりですが、釧路での新たなビジネス産業の発掘や、スタートアップ支援等に力を入れており、多種多様な勉強会や講習会を開催しています。釧路市内の経営者を中心に様々な分野の企業団体、自治体、市議などが会合に参加し、釧路の発展のための意見交換をしたり交流を深めたりする場として大きな注目を浴びています。
昨年の活動を振り返る
活動報告を振り返ると、年間で7回研究会が開催され、全国の専門知識をもつ取締役社長や大学教授、協会理事長などの講演会や意見交換会などが開かれていました。釧路の新たなビジネス開拓と発展のために、今注目されている分野でのビジネス、これから発展が見込めるビジネス、釧路ならではのコンテンツなど、様々な角度からビジネス展開を検討していく必要があります。
昨年度に着目したものは、ユーグレナの活用、バイオベンチャービジネス、先端半導体産業、医療分野など。講演会や意見交換会を通して、新たな視点や発見が加わって今後のヒントを見つけることもあります。
実際に研究会に参加してみると、会員などの参加者は毎回40人前後、多い時は70人以上集まることもあり、会場はとても活気があって講師の方への質疑応答にも積極的に参加される方が多い印象です。(写真は前年度の講演会の様子)
今年度の活動にも大注目!
今年度の活動計画では、地域包括未病ヘルスケアシステムや、ユーグレナ、食品加工事業など、様々な分野でビジネスの可能性を検討していく予定です。昨年の勉強会から得た学びを通して前進したものもあれば、釧路全体の地域課題にもふれていくものもあります。
とくに食品加工関連は、参加者の方々から釧路ならではの良質のものを広めたい、自治体などももっと積極的にかかわってほしいという意見も出て、参加者の釧路の発展に対する意識の高さを感じました。
そして今年度は、大きなビジネスへの展開だけではなく、個人のスタートアップの応援にも力をいれていきたいという計画も発表されました。
釧路には近年、企業団体で個人経営や個人活動をバックアップしたり伴走支援をしたりする活動が増えています。先日記事を書かせていただいた地域クラウド交流会もそのひとつで、釧路で活動する人を、釧路に住む人たちが直接会って話して応援するイベントです。
記事紹介
第13回釧路地域クラウド交流会(ちいクラ)に参加しました!(https://www.sems.co.jp/effort/2254.html)
そのほかNoMapsというイベントでも、高校生によるビジネスコンペティションという素晴らしい企画が開催されているのですが、こちらのイベントの認知度をさらに上げて、若者の力で釧路を盛り上げていくことも大切であると研究会では考えています。
記事紹介
NoMaps 釧路・根室高校生ビジネスコンペティションに参加しました!(https://www.sems.co.jp/effort/1843.html)
こうしたスタートアップイベントを研究会でもなにか手伝えることを検討し、参加する企業団体などはしがらみや垣根を越えて、地域全体で盛り上げていくことが釧路発展の可能性につながるのではないかと宮川会長は仰っていました。
この日の総会のなかで意見交換会もおこなわれ、参加者の方々の自由な意見や、これから取り組みたいことなどをお話しされていました。参加者それぞれ所属する企業団体は違っても、釧路の発展への期待や思いは同じであることを実感しました。
今年度の活動がさらに大注目を浴びそうな釧路新産業創造研究会。
弊社も引き続き勉強会等に参加して、釧路の力になれることを一緒に取り組んでいきたいと思います。
釧路新産業創造研究会について詳しく知りたい方は、ホームページをご覧の上お問合せください。
釧路新産業創造研究会のホームページ:https://kushiro-shinsangyo.com/