第13回 釧路地域クラウド交流会(ちいクラ)に参加しました!

2024年5月8日(水)、港まちベース946BANYA(くしろばんや/釧路市錦町2-4 MOO2階)にて、第13回釧路「地域クラウド交流会」が開催されました。

起業家応援と地域活性化のための出会いの場でもあるちいクラが釧路で開催されるのは、全国最多の13回目!

毎年各地で行われているちいクラは、「交流会型クラウドファンディング」とも言われています。
釧路を盛り上げるために活動している方や、活動を応援したい方、交流を広げたい方など、約130名の方々が参加して会場の中は多くの人であふれていました!皆さん笑顔で、和気あいあいとした雰囲気でイベントが進んでいきました。

弊社も、スタッフが投票所のプレゼンターを務めるなど運営のお手伝いとして参加させていただきました。
ぜひこちらの記事を最後までお読みいただき、ちいクラの魅力を知ってくださいね!

ちいクラってどんなイベントなの?

地域クラウド交流会は、地元の住民が起業家の応援を通して地域活性化を目指す交流イベントです。
サイボウズ株式会社が開催サポートを手がけ、2015年から始まって現在は69市町村で181回開催され、約24,000人以上が参加しています。(地域クラウド交流会 (cybozu.co.jp )

 

ちいクラは「交流会型クラウドファンディング」と表現されています。
地域に関わる方であればどなたでも参加できます。起業家はプレゼンターとして、自分の事業やこれから目指したいことなどを3分でスライドなどを使いながら話し、参加者は自分の一票を応援したいプレゼンターへ投票し、集計の結果、参加者のなかで一番多くの票を集めたプレゼンターが優勝となります。

各プレゼンターが集めた投票は、商品券に換算して全員が受け取れるシステムになっているため、自分の投票が応援したいプレゼンターに届くのも嬉しいですね。
そしてちいクラのイベント終了後は、地域の飲食店に行って街を活性化させよう!ということも勧めています。地域で知り合いを増やしたい方や、交流の場を広げたい方にはとてもおすすめのイベントになっています。

 

 

今回の釧路での地域クラウド交流会は、18時よりクラウド勉強会が行われ、「くしろ元町青年団」菊池 吉史氏が講座を開きました(くしろ元町青年団のホームページ )

釧路川より南の地区(南大通・米町・浦見など10地区)は元町エリアと呼ばれ、釧路発祥の地とされています。
しかし人口減少が進んでいくことに危機感を感じ、もっと街を活性化してこのエリアを盛り上げていきたいという思いから、菊池氏が団長となり「若者・子育て世代も元町に来て過ごしたくなるマチづくり」をモットーにくしろ元町青年団は活動をしています。
今回の講演では、元町エリアの魅力やくしろ元町青年団のこれまでの取り組み、今後の展望について、楽しく明るくお話されていました。

 

 

講演会終了後、いよいよちいクラがスタート!

釧路市長の蝦名 大也氏からのご挨拶のあとに、ゆるキャラMOOちゃんと一緒に踊る「大人の本気のラジオ体操」がおこなわれました。

個性が光る起業家によるプレゼンタイム!

今回釧路でのプレゼンターは5名。どの方も釧路への思いや起業するまでの気持ちなど、3分では足りないくらいにたくさんの想いを参加者の皆さんに伝えていました。

 

1人目は食品サンプルインストラクター、フェイクフードアーティストの小笠原 麻衣さん。
イベント等でワークショップや作品販売をしており、「カッパちゃんのありふれた人生屋さん」という名前で活動しています。
北海道内でもめずらしいフェイクフード作家さんで、作品作りに興味のある方とともに、食品サンプル講座などを通して地元釧路で交流を深めていきたいと考えています。

 

 

2人目は、釧路市愛国で海産物専門店兼アンテナショップ「MAO‘s SHOP」を経営する橋川 征知さん。
以前の店名はカネイチ丸橋直売店で、魚介類直売所として営業していましたが、コロナによって売上が激減。集客のためにSNS(旧Twitter)を開設してからたくさんの方に知ってもらってお客様も増え、運命が変わり、人生が劇的に変わったそうです。
クラウドファンディングにより支援いただいた資金をもとに、現在のお店を開業。地元の魅力ある商品を伝えるために、これからもアンテナショップを通して地域活性化を進めていきたいそうです。

 

 

3人目は、釧路で活動する本格派マジシャン澤田 雅史さん。
「Wandi(ワンディ)」の名前で活動し、10代のときから培ったマジックの技術は確かなもので、これまでもコンテスト出場や様々なイベントやパーティ等でマジックを披露してきました。マジックは驚きと感動を届けることができる素晴らしいエンターテインメントだと実感し、地元釧路ではなかなか見ることができない本格マジックを届けたいという思いで活動しています。

 

 

4人目は、ブライダルサロン「縁とゆかり」フリーウェディングプランナーとして活動している稲邊 由香里さん。
これまでもウェディングプランナーとして活躍してきたのですが、もっと自由な表現ができたらいいなという思いから独立を決意。カップルの思いや希望を叶えるウェディングを目指し、全力サポートしています。釧路を幸せでいっぱいの街にできるように、これからも多くの方の幸せの形を実現していきたいそうです。

 

 

5人目は、英会話教室「Dee’s English」を運営するMinako Davisさん。
12年間ニューヨークに住んでいて、ジャマイカ人の夫と2人の子どもを連れて釧路に戻ってきました。
「言葉の壁を越えて自由で最高の体験を」というビジョンを掲げ、英会話教室以外にも、将来的にはゲストハウスを開いて、外国人を誘致することも目標にしています。みなこさん自身がニューヨークでの言葉の壁を痛感してきたからこそ、地元釧路での英会話教室で、学びの支援や夢をかなえるお手伝いをすることに、心からやりがいを感じています。

 

個性が光る素晴らしい5人のプレゼンタイムが終わり、約130名の参加者が応援したい方へ一票を投票する、投票タイムです。
投票は電子投票で、サイボウズの「キントーン」が使われてその場で集計も簡単に行われます。
弊社スタッフは、第二投票所で受付担当をしていました!

 

 

集計までの間は、交流タイムとしてリアルなビジネスの出会いの場となり、名刺交換や挨拶などが行われていました。
そのほかにも、この日「応援し隊」として積極的に参加者に声をかけてイベントを盛り上げてくれていた方々のご挨拶や、所属する団体等の告知PRなどの時間も設けられました。
こうして地域で活動する方々について知る機会があって、本当に素晴らしい構成になっていると感じました。

 

そしていよいよ、第13回釧路地域クラウド交流会の優勝者の発表です…!!

 

 

第13回釧路ちいクラ優勝者は…!

3人目に発表した本格派マジシャン、Wandiこと澤田 雅史さんでした!!

 

 

 

 

Wandiさん、おめでとうございます!!!

最後に、緊急特別企画としてWandiさんのマジックショーを見せていただきました!
近くで見ていても仕掛けがわからないほど鮮やかな技の数々で、本当にびっくりしながらも楽しくて、会場全体がわーっと盛り上がりました!

プレゼンターの皆さんも130名もの参加者の方々も運営の方々も、本当に皆さん素敵な方ばかりで、釧路が好きな人が集まって楽しい時間を過ごすことができました。

 

次回の釧路地域クラウド交流会の開催時期は未定ですが、ぜひホームページなどチェックして、ぜひプレゼンターや投票者として参加してみてくださいね!(地域クラウド交流会 (cybozu.co.jp )

 

 

Follow me!